こんにちは、らぼ(臨床検査技師)です。
エコーを撮り始めると、撮ることばかりに気を取られがちですが、改めて、検査全体の流れを復習しましょう。
エコー検査を始める前に、依頼理由、検査目的を確認します。
患者さんから、最近の透析の状況を聞いたり、透析フローチャートを確認したりします。
視診、触診、聴診など、理学所見からシャントの状態を推察してから、エコーを撮り、さらに理学所見で確認すると、検査の精度が上がっていきます。
時間に追われていると、はやくエコーを撮りたくなりますが、まずはじめに、検査目的を頭に入れ、全体をイメージすることが、時間短縮につながり、見落としをなくすことにつながります。
前回の所見部分だけでなく、他の所見を見つけ出したり、新たなシャント血流走行を見つけ出せるようにしましょう。
血栓による閉塞の場合は、完全閉塞なのか、不完全閉塞なのかにより、処置がことなるので、カラーで血流を確認します。
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