神戸観光としては、メリケンパークの海が有名ですが、山へも気軽に行けます。海と山が近い神戸ならではです。
山陽新幹線の新神戸駅から徒歩15分以内と駅近で、滝をみることができます。
新神戸駅から、布引の滝→布引貯水池→みはらし展望台→徳光院→竹中大工道具館と、自然・歴史・文化を半日旅で楽しみました。
(2024年11月末に訪れました)
新神戸駅の無料駐輪場
新神戸駅には、無料駐輪場があります。
近くにお住まいで、まだ、布引の滝に行ったことがない方は、新神戸駅まで自転車という選択肢もあります。
自動車で行く場合、新神戸駅近くの駐車場に駐車して下さい。
『布引の滝』は、4つの滝の総称
布引の滝は、雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓ヵ滝(つつみがたき)の4つの滝の総称です。雄滝が一番高低差があり、見ごたえがあります。
日本の滝百選に選ばれており、日本三大神滝の一つでもあります。
地面がぬれていると滑りやすいので注意が必要ですが、普通のスニーカーでも大丈夫でした。
新神戸駅から布引の滝への行き方・所要時間
新神戸駅
↓(約5分)
雌滝(めんたき)
↓(約5分)
鼓ヵ滝(つつみがたき)
↓(約5分)
夫婦滝(めおとだき)
雄滝(おんたき)
↓(約25分)
五本松かくれ滝
布引貯水池
↓
みはらし展望台
↓
徳光院
↓
竹中大工道具館
出発地点の新神戸駅2階で、トイレを済ませておきました。
(みはらし展望台など、道中にもトイレが設置されていて安心です。)
新神戸駅を出発
新神戸駅1階の『トレイルステーション神戸』という登山支援拠点となりのドアを出ると、新幹線高架下に布引の滝への案内矢印があります。
案内板に沿って進んで行きます。
重要文化財にも指定されている「砂子(いさご)橋」を渡ります。
「雌滝」と「雄滝」への分岐点があります。「雌滝」へは左に進みます。
雌滝(めんたき)
新神戸駅からわずか5分で、一つ目の「雌滝」に到着。
癒しをもらえる美しい景色です。
新幹線出発まで待ち時間が10分以上ある場合にも、行けちゃう距離です。
「雌滝」から来た道を戻ろうとふり返ると、「雄滝」へ向かう階段があり、分岐点まで戻らなくてもショートカットできます。
「雄滝」に向かう途中、さらに5分ほどで、二つ目の「鼓ヵ滝」があります。
夫婦滝(めおとだき)
「鼓ヵ滝」から5分ほどで、三つ目の滝「夫婦滝」。名前の通り二筋が合わさっています。
雄滝(おんたき)
「夫婦滝」より先に目に入るのが、有名な4つ目の「雄滝」です。
水量、落差があり、岩が見えて迫力があります。
滝の前にはベンチがあり、少し登ったところには『おんたき茶屋』というお茶屋さんもあり、「雄滝」を眺めながら休憩できます。
私が訪れた時は、朝早かったので、まだ開店していませんでした。
ここからさらに、布引貯水池を目指しました。
途中、布引ハーブ園へのロープウェイの姿を見ながら登っていきました。
五本松かくれ滝
布引貯水池から放流する時だけ見られる滝です。
布引貯水池
新神戸駅から布引貯水池まで約40分です。
11月末で、ところどころ紅葉で色づいた景色をみることができました。
布引貯水池から下山して、途中、「みはらし展望台」へ寄りました。
みはらし展望台
朝日に包まれた神戸の街並みを見渡すことができました。
トイレも設置されています。
外国人観光客の方も多かったです。
帰り道は、「徳光院」への案内版に沿って下山し、「徳光院」というお寺を訪れました。ちょうど、もみじの紅葉がきれいでした。
『竹中大工道具館』の紅葉がきれい
「徳光院」から下り、新神戸駅ホーム上の高架を通って、いちど行ってみたかった『竹中大工道具館』を訪れました。新神戸駅を8時30分に出発し、布引貯水池から引き返し、「徳光院」に寄って、10時に着きました。
特別展やワークショップも開催されています。
緑の多い庭に癒されます。
館内では、古来からの建築の技を学べて、さまざまな木の香りを楽しむこともできました。
「人間ってすごい!」と感じる技と道具の数々でした。
かわいい大工道具型の入場券
茶室の隣に、休憩室があり、入館者は軽食などを持ち込めます。布引の滝を楽しみ、大工道具館で学んだあとに木の香りに包まれながら、落ち着いた景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?
普段の都市の喧騒を忘れ、魅力的な半日旅を満喫できます。
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