わが家は夫婦二人ともペーパードライバーになってしまったため、車なし生活です。
子どもが生まれる前は、車がないと不便なのかなぁという不安もありましたが、なんとか車なしでも乳幼児2人の子育て期間を乗り越えることができました。
本記事では、車なし子育てのリアルな体験談と役立つ工夫をご紹介します。
子乗せ電動自転車と駅近賃貸&保育園を選択することがポイントです。
車なし生活のコストバランス
わが家は転勤族の為、賃貸暮らしです。
車の維持費月6万6千円(出典:改訂版『お金の大学』)の代わりに、家賃が郊外より月2~3万円高い主要都市近辺の駅徒歩圏内の賃貸&保育園を選択しました。
固定費の家賃が占める割合は大きいですが、車の維持費がかからない分、子育て中の通勤時間と利便性を優先しました。
子乗せ電動自転車が大活躍
1人目の子どもが生まれた時に、育休中の約1年間は抱っこひもとベビーカーのみでしのいでいました。坂道の住宅地&職場で、先輩から「電動自転車は10万円以上で高いけど、価値あるよ」と話を聞いていたので、電動自転車を購入して、職場に復帰しました。
購入した電動自転車は荷物も載せられるように、前かごあり&後ろ子乗せタイプを購入。
2歳差の2人目はハンドルにひっかけるタイプの椅子をママ友から譲ってもらい、子ども2人と前かご荷物で、乳幼児期を乗り越えました。
保育園激戦区で転勤もあったので、子ども達は0歳からそれぞれ何度か転園しながら、ほとんどの期間、別の保育園に通いました。朝は、夫とふたてに分かれて保育園に送ったり、夫に2カ所お願いしたりで、帰りは短時間勤務の私が2人を迎えに行きました。駅近の保育園は転園希望を出しておくと、人気の保育園でも意外と引っ越し等で空きが出やすかったです。
ふたりで協力しながら送迎していましたが、夫の急な出張で私が仕事の休みを取れなかった雨の日は、離れた2カ所の保育園をタクシーで回ってもらったこともありました。
双子のお子さんがいらっしゃるご家庭も雨の日は、タクシーを利用されていました。
現在、電動自転車を購入してから10年経ちます。時々、修理に出しながら、私の通勤に電動自転車が活躍中です。ハンドルにひっかける椅子は、本来の使い方とは異なりますが、荷物が多い時に荷物を入れられて便利なので、まだ外さずに使用しています。
ベビーカーはB型軽量タイプで、電車移動もコンパクトに
子どもが生まれた時、エレベーターなしの3階住まいだったこともあり、ベビーカーは折りたたみが簡単なB型の軽量タイプにしました。電車移動も大きく場所を取らずに動きやすかったです。
雨の日でも駅近賃貸&保育園なら大丈夫
雨の日にレインコートを着て、電動自転車に子どもを乗せるのは怖かったので、雨の日は徒歩を選択。
駅近賃貸&保育園だと、歩くのに時間がかかる子どもの足でも、早めに出発すれば大丈夫でした。(大人の2倍くらい時間がかかります。)その為、前日の天気予報チェックは重要でした。
雨の日、バスを利用していた時期もありました。いつも学生さんが優先座席を空けてくれていたので、混雑時もありがたく座らせてもらいました。
車なし生活にもメリットあり、楽しく暮らせる
近所の公園でお友達の輪が広がる
車がないと遠くへのおでかけ回数は自動的に減り、近所の公園で遊ぶことが多くなるので、外食費など遊興費も無理なく抑えやすいです。遠くへおでかけしない分、休日に体力温存できます。
子どもは、いつも公園にいる子になっていたので、お友達の輪が自然と広がりました。
電動自転車があると、となり街の公園にも、駐車場を気にせず気軽にいけるので、お弁当を持っていってピクニックを楽しんだりしました。
デメリットも親子で楽しむ
雨の日、子どもたちを連れて歩くのは通常より時間がかかり、親子でギャーギャー言いながら大変なこともありましたが、今となっては良い思い出です。
公共交通機関利用はお得
子どもとショッピングモールに電車でおでかけした時、子どもの100円乗り物に対して、長距離移動できて、エアコンが効いている電車代はお得です。
車が無いと大きめの買い物も気軽にできないため、自動的にネット購入生活になります。ネット購入だとガソリン代やマイカー維持費を払わなくても配送してもらえて、商品の価格も抑えられていることが多いですよね。
子どもとの時間を生み出せる
車を持っていないと、自動車保険や車検など車を管理する時間もゼロになり、子どもと過ごす時間も生み出せます。
車なし生活で子どもの体力がつく
子どものお友達と一緒に徒歩でおでかけすると、車を所有しているご家庭のお友達は途中歩くのに疲れてしまうことが多いですが、わが家は徒歩圏が広いので子どもの体力の違いを感じることがよくあります。
まとめ
わが家は、ペーパードライバーで、自動的に車なし生活になりましたが、無ければ無いなりに工夫して、乳幼児期の子育てを乗り切ることができました。
乳幼児期に車が必須の場合も、子どもの成長とともに、見直してみてください。
わが家も、子どもの成長とともに今より部屋数が必要になったら、家賃と通勤・通学のバランスを考えて、柔軟に変化していきたいと思います。
家族でプライベート空間の車で、おでかけする楽しさもあると思います。
各ご家庭で、満足度の高い支出を優先するために、車なし子育ての実態を参考にしてもらえれば幸いです。
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