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【臨床検査】検体検査を効率よく行う方法

臨床検査
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こんにちは、臨床検査技師のらぼです。

これまでに、病院3ヵ所、健診センターで働いてきました。

検体検査業務で心がけていることをあげてみました。

検査機器を休ませない

検査機器の多くは、電源をつけて、立ち上げて、待機状態から測定を始めて稼働し、測定が終わり、次の検体を続けて測定しなければ、洗浄モードに入って、待機状態に戻ります。

その為、検体測定の間隔をあけてしまうと、洗浄モードに入ってしまい、そこからまた測定をスタートするには、立ち上がりに時間がかかります。

また、何度も洗浄モードに入ってしまうと、洗浄液も多く使用することになります。

分析機器を休ませないように、各検体を測定していきます。

特に、ばらばらと出てくる至急検体を測定する際は、機器が洗浄モードに入る前に次の検体の測定を開始するように心がけましょう。

前もって準備をする

検査で必要な物品、試薬の補充等は、検査の基本です。

誰かがやってくれると思わずに、常に不足がないように、早めに補充しましょう。

検体検査は、いろんな検査を同時並行で行うことが多いので、検査が出るとわかったら、その時点で、検査の準備を始めましょう。

例えば、常温に戻す必要のある試薬を出したり、検査キットの準備をしたり、検体が届いたらすぐに検査が出来る様に準備出来ることは、少しでも前倒しするようにしましょう。

わずかな時間の積み重ねが大事です。

必ずメモをとる

検体検査業務中には、いろんな問い合わせの電話がかかってきます。

その際は、頭で覚えられると過信せずに、必ずメモをとりましょう。

立て続けに電話がかかってきたりすると、1つ前の問い合わせ内容を忘れてしまう可能性もあります。

至急検査中で忙しい場合は、問い合わせ内容が急ぎかどうか確認して、優先順位を考えて、1つずつ処理していきましょう。

複数人で働いている場合、他の人にも内容が分かるように、メモ用紙ではなく、A4用紙にマス目を作り、メモをして、処理が終わったら×をつけると、問い合わせ内容が共有されます。

ミスから改善していく

どれだけミスしないように注意していてもミスをゼロにすることは、難しいです。

ミスが起きた場合は、みんなで共有して、方法を変えてみたり、再発防止の為の行動をとって、改善していきましょう。

必要のないことは、見直して、業務を減らすことも大切です。

まとめ

職場で、まねしたいと思える人のやり方を取り入れてみたり、自分なりに工夫したりして、毎日の業務に取り組んでいきましょう。

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