がんは早期発見が鍵となりますが、検診の受診率が低いことが問題視されています。
私自身、引っ越しを機に各自治体でがん検診の費用が大きく異なることを知りました。
自治体や年齢によって、郵送によるお知らせがある場合と、自分から広報やホームページに情報を取りにいかないといけない場合があります。
年度ごとに、期限があります。
がん検診を受ける機会を逃さないようにしましょう。
自治体ごとのがん検診費用の違い
がん検診は自治体が提供しています。
がん検診費用の多くは公費で、自治体によって無料~一部自己負担で受けられます。
補助額は自治体によって異なります。
ある自治体では無料や数百円で受けられる検診も、別の自治体では数千円かかることもあります。
お住まいの自治体と気になる自治体を比べてみて、がん検診について確認していただく機会になればと思います。
【日本医師会ホームページリンク】
自費では高額になる検査も、自己負担額が少なく受けられるのは、ありがたいですね。
自治体によっては、がん検診として新しい検査方法が導入済みであったり、体制準備中の検査もあります。
(子宮がん検診のHPV検査単独法や胃がん検診の胃内視鏡検査)
※HPV検査:採取した子宮頸部の細胞がハイリスク型HPVに感染しているかどうか調べる検査
年度ごとに、対象年齢や検査方法、費用が変わる可能性があるので、確認してみてください。
利用できる制度を比較
ご自身が利用できる制度の検査項目と費用を比較して、希望する検査ごとに使い分けると検査費用を抑えられます。
・症状があり医師から指示のあった検査や経過観察は、保険診療
・職場の健康診断と併せたがん検診(職域検診)
・自治体のがん検診
・加入している健康保険組合、共済組合の人間ドック費用補助
・ふるさと納税返礼の人間ドック など
検査項目の確認
子宮がん検診は、子宮頸がん検診のみの自治体も多いですが、子宮がんには子宮体がんもあります。
子宮頸がん検診で異常がなくても気になる症状や月経不順などがあれば、早めに受診しましょう。
私自身、20代で早期発見・早期治療で助かった経験のある一人です。
自分の身体を守れるのは、自分だけ。
自分のことを後回しにせず、健康資産を守りましょう。
検査は受けたら終わりではない
検査結果を放置していて、病状が悪化し、後悔されていた方のお話を聞くことがあります。
検査は、受けて結果を見たら終わりではありません。
結果を活かして、行動につなげていきましょう。
まとめ
自治体のがん検診は、自治体や対象年齢によって、郵送でのお知らせがなく、情報を自分で取りにいかないといけない場合があります。
年度ごとに、確認して受ける機会を逃さないようにしましょう。
ketsuken
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