医療系国家資格を取得し、やる気に満ちて働き始めた医療現場で、もう続けられないと疲弊していませんか?
内向型・HSP医療従事者にとって、健診センターは働きやすく活躍できる職場です。
健診センターでの仕事は、計画通りに行われ、過度のプレッシャーが少なく本来の力を発揮しやすいからです。
内向型・HSPは、感受性が高い為、急患対応や複数のチームメンバーと働く医療現場は、刺激が多く、人間関係のストレスも強く感じやすいです。
内向型・HSPの割合は少なく、まわりに合わせて無理しやすいです。
特性に合った職場環境を見つけることが大切。
同じ物事でもストレスの感じ方は、人によって異なることを理解しておきましょう。
健診センターはどんな職場なのか?
健診センターは、定期健康診断や人間ドックなど、予防医療を提供する場所です。
予約制のところが多く、病院のように緊急対応や夜勤はなく、定時で終わることが多いです。
施設によって、早朝からの出張健診や年末年始、お盆休みがあるところもあります。
予約制であれば、計画的に仕事をすすめることができ、内向型・HSPにとって魅力的な職場です。
健診センターが内向型・HSPに適している理由
電話対応が少ない
内向型・HSPにとって、電話対応は大きなストレスの一つではないでしょうか?
病院では、マルチタスクの嵐ですが、健診センターでは担当業務のシングルタスクに集中することができます。電話対応もわずかです。
瞬時の判断を要する電話対応がないだけでもストレスは、かなり軽減します。
緊急対応やプレッシャーが少ない
健診センターでは、緊急対応やプレッシャーが少ないので、落ち着いて仕事ができます。
出張健診がある場合は、現場に合った対応が必要です。
担当業務内で、マイペースに働ける
シングルタスクで、同じことを繰り返すのが苦ではない方に向いています。それは強みです。
担当業務内では、自分のペースで集中して働けます。
健診センターで働いてみて、同じことを繰り返すのが苦手と感じる人は、臨床の医療現場に転職される方が多い印象です。
人によって、向き・不向きがあります。
肉体的負担が少ない
病院や介護施設と異なり、車いすやベッドへの移乗も滅多にないので、介助による腰痛など肉体的負担も少ないです。
検査数が多いので、同じ姿勢を取り続ける負担はあります。
夜勤がない
内向型・HSPは刺激を受け取りやすいので、非常に疲れやすいです。身体の回復に、睡眠が大事です。
夜勤のある仕事は、向いていません。
健診センターで働いて感じたこと
病院から健診センターに転職した経験のある筆者が、健診センターで働いてみて感じたことは、同じタイプの人が比較的多いということです。
「職は人を選ぶ」とも言いますが、これまで働いていた病院では、気が強くなければやっていけないというような環境でしたが、それが合わなかった方が多く働かれている印象です。
また、患者様ではなくお客様にサービスを提供するので、より接遇面で丁寧に対応できる人に合っていると思います。
働く環境で、一番の悩みは人間関係が多いと思います。
世間では、割合の少ない内向型・HSPも、仲間が多いと比較的安心して働けます。
また、職員数の多い職場では、合わない人との距離間も調整しやすいです。
病院で、シフト制だと長期休暇を取りにくいですが、健診センターで年末年始やお盆休みをみんな同時に取れると気兼ねなく安心して休めます。ただ、その時期は、旅行などで割高になるデメリットもあります。
健診センターでのスキルアップ
検査数が多く、集中して一つの業務にあたるので、各検査業務のスピードが上がります。
健常者が多いので、正常例を多くみていると、異常例に気付きやすく学びになります。
予防医療、地域医療、公衆衛生などの分野で、キャリアアップを目指せます。
まとめ
内向型・HSP医療従事者にとって、健診センターは静かで落ち着いて働きやすい職場です。
健診センターは、労働者の健康管理に関わるサービスを主に提供しているため、スタッフの健康管理や労働環境を整える職場文化があります。
健診センターでの仕事は、仕事内容が合えば自身の健康を守り、人々の健康管理に貢献できるやりがいのある仕事です。
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