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臨床検査技師として4つの多様な職場を経験

臨床検査技師として 4つの多様な職場を経験 臨床検査

こんにちは、らぼです。

これまでに介護・医療業界で、転職を4回経験しています。

今回は、『病院・健診センターの臨床検査技師』として働いた時の経験談です。

医療業界での転職やお子さんの進路選択の際に参考にしていただければと思います。

【臨床検査技師の主な勤務先】

・病院やクリニック

・健診センター

・臨床検査センター

・製薬会社・医療機器メーカー など

【病院での主な業務内容】

・採血、検体採取

・血液検査などの生化学検査

・輸血検査

・心電図や超音波検査などの生理検査 他

らぼ

医療職(臨床検査技師)で働く、2歳差姉妹ママ。
管理栄養士、上級健康食品管理士、保育士、簿記3級、FP3級の資格を持つ転勤妻(40代)です。
自身は中学・高校・大学受験を経験。

やりがいのある仕事を細く永く続けながら、自由な時間を作り出し、自分と子どもの好き・得意を伸ばせるよう、育児に奮闘中です。

子育て、暮らし、研修記録などをつづっています。

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なぜこの仕事を選んだのか?

子どもの頃から、超音波(エコー)検査を受けていて、高校生の進路選択の際に、超音波検査をしてくれていたのは、臨床検査技師さんだったと資格を知りました。

体のことに興味があり、臨床検査技師の国家試験受験資格が得られる学部に進学しました。

管理栄養士と臨床検査技師の国家試験を受験し、臨床検査技師の方は自己採点で合格点に達していなかったので、結果を待たずに、新卒では管理栄養士として就職しました。

管理栄養士として就職してから、国家試験の結果発表があり、臨床検査技師も合格。もともと臨床検査技師として働きたいという思いがあり、約2年働いた管理栄養士から臨床検査技師へ転職しました。


この仕事の楽しい点、やりがい

患者さんから検査終了時に「ありがとう」と言っていただける時は、とてもやりがいを感じます。

検査結果が病気の早期発見・早期治療につながった時や医師に緊急報告をして次の指示が出された時も同様です。

日々、知識の引き出しを多くしたり、患者さんに合った検査説明を模索したりして検査スキルを高めていくことが楽しいです。

この仕事の大変な点

臨床検査技師としては、4社で働いた経験があります。

職場の規模や人間関係の距離感で、自分に合った働きやすさは異なりました。

中規模病院①

新卒管理栄養士から臨床検査技師への転職で、学生時代に学んだことを忘れていた為、同世代から遅れて一から勉強し直しました。

前職では、一人管理栄養士で先輩がいなかったので、仲間がいる環境が有難かったです。

前残業・当直・夜残業あり、約10名の常勤メンバー、紙カルテ時代で人手不足。

当直勤務は、朝から翌日の昼まで28時間勤務(夜間1人)+午後研修で、仮眠は2時間とれたら良い方でした。

適正睡眠時間が8時間で、場所が変わると寝られなくなる私にとっては、体力的に厳しかったです。

結婚で、通勤時間がかかるようになり、体への負担が増え、もともと弱かった部位の病気が見つかりました。職住近接の大切さが身にしみました。

中規模病院②

治療開始にあたり、体に負担がかかるので、非常勤で、近くの病院に転職しました。

常勤+非常勤が半々で約15名のメンバー、電子カルテ導入済みでした。

紙カルテを運ばなくてよくなり、システムのありがたさを感じました。

非常勤メンバーがいて交代しやすいので、比較的急な休みも取りやすく治療と仕事を両立することができました。

透析病院

引越しの為、透析病院へ非常勤で転職。

常勤+非常勤合わせて5名の少人数メンバーで、一人勤務時間が多く、一人の緊張感と自由さがありました。

これまでに経験したことのない検査スキルを習得することができました。

普段、臨床検査技師は患者さんと接する機会が少ないですが、週2,3回通われている透析患者さんとは顔なじみになることも多く、急にお会いできなくなる悲しみも経験しました。

健診(検診)センター・人間ドック

再び引越しで、健診センターへ転職。

常勤、非常勤、契約社員、Wワークなど様々な働き方の人がいる大人数の職場でした。人数が多いと関わる人との距離は調整しやすく、閑散期は急な交代もしやすい環境です。

夜勤や当直はありません。

大人数の検査を行うので、スピードと体力も必要になります。



どんな人に向いているか

命に係わる仕事なので、「正確、迅速」が求められます。

物事を正確・冷静に進めるのが得意な人、学び続ける探求心がある人に向いていると思います。

病院での検査業務は血液検査などの検体検査と患者さんと直接接する生理検査があるので、一通りの検査を経験すると、向き・不向きを職場によって選ぶこともできます。

超音波検査を習得すると時給が高くなりますが、見落としが許されないプレッシャーから、向いていないとメンタル疾患になる人もみてきました。

逆に、超音波検査が向いている人は一週間くらいで、どんどんやっていくそうです。

管理栄養士から臨床検査技師に転職してみて、私はストレングスファインダー3位慎重さの強み使いが出来ていると感じています。

まとめ

臨床検査技師として4つの職場で働いた経験談でした。

様々な職場を経験して感じたことは、医療職でも職場によって求められていることが異なり、働きやすさも異なるということです。

管理栄養士から臨床検査技師への転職や数回の転職で感じることは、経験したことがなくても、何歳でも、学びながらスキルを習得できるということです。

引越し経験は、強制的に全てをリセットできるので、自分で住むところも仕事も選べるという考え方ができるようになりました。

転職は勇気がいりますが、人生の優先順位を明確にして、より自分に合った働き方を求めて行動してみてください。

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