『すらら』ってあまり聞いたことがないけど、どんな教材?
私も、タブレット学習を検討していた時に『すらら』を知り、調べてみました。
すららは不登校、帰国子女、日本人学校、発達障害の学生で実績があり、無学年式でさかのぼり学習に強い教材です。タブレット、パソコンでネットに接続して利用する通信教材です。
チャレンジタッチでもさかのぼり学習ができますが、メイン教材は学年式の毎月配信です。
【進研ゼミ小学講座】進研ゼミの基本情報
すららとチャレンジタッチどちらもお試し無料体験ができます。記事も参考にお子さんと親御さんの目的に合った教材を選んで下さい。
すららと進研ゼミ小学講座チャレンジタッチを徹底比較
すららと進研ゼミ小学講座 チャレンジタッチを比べてみました。
すらら | チャレンジタッチ | |
教科 | 3~5科目 | 3~5科目+プログラミング |
学習方式 | 無学年式 | 学年式毎月配信 |
無学年学習 | ◎ | ○ |
端末 | タブレット、パソコン | 専用タブレット |
サポート | すららコーチ | 赤ペン先生添削 サポート電話 |
月払料金(税込) | 8,800円~10,978円(教科数別) | 4,020円~7,150円(学年別) |
入会金 | あり | なし |
無料体験 | ○ | WEB体験 |
学習レベル | 基礎 | 標準⇔ハイレベル |
対応学年・学習スタイルの違い
すららは無学年式で学べる範囲で2つのコースから選べます。
- 小1~中3までの内容を学べる小・中コース
- 中1~高3までの内容を学べる中・高コース
チャレンジタッチのメインレッスンは学年別の毎月配信です。
受講済み前年度のレッスンは、翌年の3月まで使用可能。
※年度途中に入会した場合、入会学年の4月号~前月号までの『全範囲ふりかえりレッスン』が利用できます。
チャレンジタッチでは『AI国語算数トレーニング』で、無学年式のさかのぼり学習・先取り学習もできます。
国語 | 漢検対策 語彙・読解 |
算数 | 計算集中 図形・数・量 |
チャレンジタッチの『Challenge English』では、「英検」準1級レベルまで、「聞く・話す・読む・書く」の4技能が学べます。
教科
すららの選べる教科コース
3教科コース | 国・数・英 |
4教科コース | 国・数・理・社 |
5教科コース | 国・数・理・社・英 |
チャレンジタッチで学べる教科
小1・小2 | 国・算・英・プログラミング |
小3~小6 | 国・算・理・社・英・プログラミング |
すららとチャレンジタッチで使用する端末
すららはタブレット・パソコンからインターネットを介して学習します。
※すららに申し込む際は、お手持ちのデバイスが推奨動作環境にあてはまるか事前に公式サイトから確認して下さい
チャレンジタッチは「チャレンジパッド」という専用のタブレットを使用します。専用のタブレットを使用する為、外部サイトへのアクセスを気にすることなく、安心して使用できます。
すららとチャレンジタッチのサポートの違い
すららは「すららコーチ」が、保護者を通して子どものサポートをしてくれます。すららコーチが、保護者から子どもの特性を聞き取り、学習設計を提案。保護者は、声かけなどで子どもを見守り支え、すららコーチへメールまたはLINEでやりとりをして相談できます。
個別に相談でき、サポートしてもらえるのがすららの大きな特徴です。
すららコーチの募集要項を見ると、対象者は「塾開講検討中の方、塾開講済みの方」となっているので、すららコーチは塾の先生です。
チャレンジタッチは、毎月のメインレッスンの後に行う「赤ペン先生」の問題を提出すると、担当の赤ペン先生から添削とメッセージが2、3日で、返ってきます。
その他に「サポート電話」というサービスもあります。サポーターから子どもへ声かけをして欲しい時は、予約をすると、電話がかかって子どもと話をしてくれます。学習への取り組み状況によって、予約していない時に電話がかかってくることもあります。
すららとチャレンジタッチの料金を比較
すらら小・中コース(4教科は小学コース)と進研ゼミ小学講座チャレンジタッチの月払い料金
入会金(税込) | 月払い料金(税込) | 料金設定 | その他の支払い設定 | ||
すらら | 3教科 国・数・英 4教科 国・数・理・社 5教科 国・数・理・社・英 | 3教科 1,1000円 4教科 1,1000円 5教科 7,700円 | 3教科 8,800円 4教科 8,800円 5教科 10,978円 | 教科数別 | 4ヵ月継続コース |
チャレンジタッチ | 小1~小2 国・算・英・プログラミング 小3~小6 国・算・理・社・英・プログラミング | なし | 小1 4,020円 小2 4,320円 小3 5,320円 小4 5,590円 小5 6,710円 小6 7,150円 | 学年別 | 6ヵ月払い 12ヵ月払い |
すららは入会金が必要で、4ヵ月継続コースの方が月々の料金がお得になります。
チャレンジタッチは入会金は不要ですが、6ヵ月未満の退会の場合、タブレット代の支払いが発生します(キャンペーンによる)。チャレンジタッチは、6ヵ月払い、12ヵ月払いの方がお得です。チャレンジタッチをまとめ払いしていて途中解約した場合は、受講した月払い料金を引いた残額が返金されます。
チャレンジタッチは学年が上がるごとに料金が上がりますが、小学生のすららとチャレンジタッチで比較するとチャレンジタッチの方が、教科数も多くて料金は安いです。
すららとチャレンジタッチのお試し無料体験
すららは公式サイトから、メールアドレスの登録で無料体験できます。
チャレンジタッチは、公式サイトからスマホでQRコードを読み込むと、チャレンジタッチのWEB体験が気軽にできます。
すららとチャレンジタッチの学習レベルの違い
すららは不登校、帰国子女、日本人学校、発達障害の生徒で実績があります。無学年式で、得意・不得意科目に差があるお子さんや苦手な学習方法があるお子さんに向けて工夫されている基礎学習教材です。
チャレンジタッチは、標準コース⇔ハイレベルコースをタブレットから簡単に選択・変更することができます。赤ペン先生の問題レベルも変わります。小1~小3は『中学受験につながる国語算数ワーク|思考力|記述解答力|』が、追加受講費無料(追加申込必要)で送られてきます。
チャレンジタッチは、お子さんにあった問題量、レベルを調節できます。
さらにさまざまなオプション講座(有料)もあり、もっと学びたい分野を選択できます。
すららのメリット、デメリット
すららのデメリット
- 専用タブレットではないので、外部サイトや動画を見てしまう可能性がある
- 「すららコーチ」とのやりとりや子どものサポートなど、忙しい保護者にとっては負担となる
すららのメリット
- タブレットやパソコンで使用できる
- 無学年式で、つまづいたところからどこに戻って復習すればよいかがわかりやすい
- 「すららコーチ」に相談して、個別にサポートを受けられるので、子どもを支える保護者にとって手助けとなる
チャレンジタッチのメリット・デメリット
チャレンジタッチのデメリット
- 取り組まない日が続くと、毎月配信される教材がたまってしまう
- 同じ専用タブレットを使い続けないといけないので、壊した時に費用がかかる
「チャレンジパッドサポートサービス」という専用タブレットの保険のようなサービスもありますが、わが家はサポートには入らず3年間使用中です。
チャレンジタッチのメリット
- 学年式の毎月配信で、新しい教材やゲームが届くのが楽しい
- 専用タブレットで、不要な外部サイトにアクセスできない為、安心
- 「電子図書館まなびライブラリー」で、電子書籍や動画も見られる
すららがおすすめなご家庭
- 得意と苦手の差が大きいお子さん
- 学校の授業でついていけない科目があるお子さん
- メールやLINEで、定期的に相談できる方が良い親御さん
- 個別指導で学習計画を立ててもらいたいご家庭
チャレンジタッチがおすすめなご家庭
- 学校の勉強にある程度はついていけてるお子さん
- 忙しいので、できれば子ども一人で、ほったらかしでも勉強して欲しい親御さん
- サポートが必要な時のみ予約をして、サポート電話をもらう方が良いご家庭
- 頻繁なやりとりは不要で、こちらのペースで希望時のみ電話をもらう方が良いご家庭
- 中学受験も視野に入れているご家庭
- プログラミングも学びたいご家庭
すららとチャレンジタッチの違い まとめ
すららは、なかなかお子さんの悩みを話す機会がない保護者にとって、メールかLINEで個別に相談できるのが特長のサービスです。学校の授業でついていけない科目がある時に、つまずいたところに戻って学習し直しやすく、お子さんがマイペースで学べる教材です。
チャレンジタッチは、学校の予習・復習に向いている教材で、学習レベルも選べます。プログラミング学習もあり幅広く学べるのが特長です。小学生では、すららと比べると受講費を抑えて、多くのコンテンツを利用できます。
わが家の小学生姉妹は、チャレンジタッチを受講中。継続のモチベーションは、努力賞ポイントを貯めてプレゼントをもらうこと(笑)
大人になってみると、中学校以上で習ったことは、ほとんど忘れています…。実生活で必要なのは、小学校で習う基礎ですね。
無料体験などを活用して、お子さんと親御さんの目的に合った自宅学習方法を選んで下さい。
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